大菩薩嶺(だいぼさつれい) ２０５７ｍ
奥秩父主脈の南に位置する南北２０ｋｍにおよぶ大菩薩山塊の最高峰。
日本百名山の一つですが、山頂は展望が無いので少し南の雷岩から大菩薩峠にいたる主尾根に人気があります。

大菩薩峠(だいぼさつとうげ) １８９７ｍ
標高のわりに比較的登りやすいので人気があります。甲斐国志には源義光(新羅三郎)が峠越えの際に「嗚呼八幡大菩薩」と祈念したことが名前の由来と書かれています。南アルプス連峰などの展望良好。富士山は峠の少し北に登らないと見えません。

将監峠(しょうげんとうげ) １７９６ｍ
奥秩父主脈上の西御殿岩と龍喰山との鞍部に位置します。
ベテラン好みの和名倉山(白石山2036ｍ)へのはっきりしたルートはこの峠からしかありません。

笠取山(かさとりやま) １９５３ｍ
奥秩父主脈上のピーク。山頂からの展望が良く多摩川の水源として有名なので結構人気があります。
又、山頂から西に少し離れていますが、笛吹川(山梨市)・荒川(秩父市)・多摩川(甲州市)の三つの水系が別れる「小さな分水嶺」と呼ばれる場所もあります。