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甲武信ヶ岳 ２４７５ｍ
呼称・・こぶしがたけ。
文字通り山梨県（甲州）・埼玉県（武州）・長野県（信州）の三県の境であることが由来で、甲武信岳と言う場合もあります。
奥秩父主脈のほほ中央部に位置し、千曲川・荒川・笛吹川の水源となっています。

十文字峠 ２０３５ｍ
呼称・・じゅうもんじとうげ。
秩父と信州を結ぶ重要な交通路（信州往還）と甲武信ヶ岳と三国山を結ぶ尾根筋が直交したことが由来。
長野県の千曲川と埼玉県の荒川との分水界をなしています。５月末から６月に咲くアズマシャクナゲの群落は見事です。

雁坂峠 ２０８７ｍ
呼称・・かりさかとうげ。
開けた気持ち良い場所。北アルプスの針ノ木峠（はりのきとうげ）、南アルプスの三伏峠（さんぷくとうげ）と並ぶ日本三大峠の一つです。
明治中期までは、甲府盆地と秩父盆地を結ぶ秩父往還が通っていて秩父の繭（まゆ）を塩山の市場へ運んでいたそうです。

三宝山 ２４８３ｍ
呼称・・さんぽうざん。
甲武信ヶ岳から北に延びる尾根に位置する千曲川と荒川水系の分水嶺。埼玉県の最高峰。
展望があるのは、一等三角点が設置された山頂ではなく少し離れた三宝岩です。

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